このリリースは Vantage Cloud 3.6.1 をベースにビルドされています。同バージョンの製品機能、改善点、修正については、Vantage 3.6.1 リリースノートを参照してください。
破壊的変更
デフォルトSkillは最小構成のインストールに連動しなくなりました
vantage.minimalInstall は、ワークロードのサイジングのみを制御するようになりました。デフォルトSkillのセットは、新しく追加された defaultSkills.mode の値で選択します。この値のデフォルトは all (すべてのデフォルトSkillの全バージョン) です。
最小構成のインストールを使用している場合は、アップグレード前に values ファイルに defaultSkills.mode: minimal を追加してください。追加しないと、次回の同期時にデフォルトSkillのフルセットがインストールされ、1 時間以上かかる場合があります。なお、インストール済みのデフォルトSkillは削除できません。
詳細については、次を参照してください:デフォルトSkill
機能
デフォルトSkillの選択
defaultSkills.mode で、インストールするデフォルトSkillを all、minimal、custom のいずれかから選択できるようになりました。
各モードの詳細、チャートのバージョンに対応するスキル ID の確認方法、および後から Skill を追加する方法については、デフォルトSkillを参照してください。
ワークロードごとのサービスアカウント
serviceAccounts.workloads を使用して、すべてのワークロードで 1 つのサービスアカウントを共有するのではなく、ワークロードごとに専用の Kubernetes サービスアカウントを割り当てられるようになりました。vantage-selfhosted チャートでは、これらのサービスアカウントを新たに作成することも、既存のサービスアカウントを使用することもできます。これにより、Azure Workload Identity などを利用して、各ワークロードに必要なアクセス権のみを付与できます。
ワークロードの pod ラベル
vantage.workloads.pods.labels (すべてのワークロードが対象) または vantage.workloads.pods.charts (特定のワークロードが対象) を使用して、ワークロードの pod にラベルを追加できるようになりました。たとえば、Azure Workload Identity に必要な azure.workload.identity/use ラベルを追加できます。
OCI 移行のリソース
vantage.ociMigration.resources を使用して、OCI 移行ジョブの CPU とメモリのリクエストおよびリミットを設定できるようになりました。すべてのコンテナーにリミットの設定が求められるクラスターでは、この設定を使用してください。
改善点
- フルインストール環境で、TechCore ワーカーのスケールアウトが高速化されました。Prometheus による Vantage メトリクスのスクレイプ間隔が 60 秒から 15 秒に短縮され、TechCore ワーカーには本番用のスケーリングプロファイルが適用されるようになりました。最小構成のインストールでは、引き続き 60 秒間隔でスクレイプされます。スクレイプ間隔を変更するには、
observability.prometheus.serviceMonitor.intervalを設定してください。詳細については、次を参照してください: オートスケーリング。
修正
- Gateway API の Ingress を使用している場合に、Vantage UI の通知が機能しない問題を修正しました。この問題は、一部の実装が WebSocket 接続のルーティングを拒否していたことが原因でした。また、Gateway API ルートのリクエストタイムアウトがデフォルトで無効になりました。これにより、長時間実行されるリクエストが途中で切断されなくなります。
- Azure 環境で、インストールされていないワークロードについても、オペレーターが Key Vault のシークレット設定を作成・検証していた問題を修正しました。
