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Business Processing Reporting は、システムが文書処理に適切に対応できているかを把握し、システム内のすべてのトランザクションに対するトレーサビリティを提供して、ビジネスプロセス全体を通じて特定のトランザクションに何が起きたかを監査できるようにするために使用されます。 Warehouse は、すべてのトランザクション（完了済みおよび処理中のトランザクション）に関するデータを保存し、ビジネスインテリジェンスツールでのさらなる分析や可視化に利用できるようにします。 データは 12 か月間保存され、この期間にビジネスプロセスを分析し、特定期間のデータを追跡できます。 追跡されるデータは次のとおりです:
  • トランザクション ID
  • Skill ID とバージョン
  • ステップごとの処理パス:
    • ステップ種別
    • 名称
    • ステップの開始・終了日時
    • 所要時間（秒）
  • 手動確認オペレーターの氏名とメールアドレス
  • Document およびトランザクションの登録 Parameter
注: Warehouse は、設定により一度も実行されないアクティビティでの文書処理イベント情報は保存しません。たとえば、Assemble by files の設定は Vantage の既定の動作に対応しているため、このアクティビティでの文書処理はワークフローでスキップされます。

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データレポートのダウンロード

注: Tenant Administrator および Processing Supervisor のロールを持つユーザーのみが、Warehouse からデータレポートをダウンロードできます。詳細は、ロールベースアクセス制御（RBAC）を参照してください。
Vantage API を使用すると、CSV ファイルとして Warehouse からデータを取得できます。実行するには、次のリソースに GET リクエストを送信します。 
GET {base_url}/api/reporting/v1/transaction-steps
リクエストボディには次のパラメーターを含める必要があります:
  • skillId。ダウンロード対象のトランザクションが属する Skill の ID。
  • startDate。対象期間の開始日（書式例: 2022-01-07T13:03:38、時刻は UTC）。この期間のトランザクションがダウンロードされます。
  • endDate。対象期間の終了日（書式例: 2022-09-07T13:03:38、時刻は UTC）。この期間のトランザクションがダウンロードされます。
CSV ファイルの各行は、トランザクションに対して実行された処理（オペレーション）を表します。例えば、documents のインポート、認識、手動確認などです。Warehouse 内の各処理の詳細は、次の列に保存されます:
ColumnDescription
SkillIdSkill の ID。
SkillVersionSkill のバージョン。
SkillNameSkill の名前。
TransactionIdトランザクションの ID。
StepNameイベント名、または Process skill の場合はアクティビティ名。
StepTypeイベントの種類。可能な値:
- Input（すべての Skill タイプで利用可能）
- Ocr（Optical Character Recognition (OCR) Skill、または OCR アクティビティを追加した Process skill で利用可能）
- Classification（分類スキル、または Classification アクティビティを追加した Process skill で利用可能）
- Extraction（すべての Skill タイプで利用可能）
- Condition（Condition アクティビティを追加した Process skill で利用可能）
- CustomActivity（Custom アクティビティを追加した Process skill で利用可能）
- WaitingForManualReview（Manual Review アクティビティを追加した Process skill で利用可能）。トランザクションが手動確認を待機している時間
- ManualReview（Manual Review アクティビティを追加した Process skill で利用可能）。オペレーターがトランザクションを確認している時間
- Output（すべての Skill タイプで利用可能）
ManualReviewOperatorNameManual Review オペレーターの氏名。
ManualReviewOperatorEmailManual Review オペレーターのメールアドレス。
StartedUtcイベントの開始時刻（UTC）。例: 5/3/2022 1:59:02 PM。
CompletedUtcイベントの終了時刻（UTC）。
Statusイベントのステータス。可能な値:
- Processing
- Finished Successfully
- Canceled
- Failed
Durationイベントの所要時間（秒）。
document_*, transaction_*処理に渡されたドキュメントまたはトランザクションのパラメーター。ヘッダーでは、ドキュメントのパラメーターには document_ プレフィックスが、トランザクションのパラメーターには transaction_ プレフィックスが付与されます。例: document_SourceFileName。トランザクション内に、同名で値が異なるパラメーターを持つドキュメントが含まれる場合、Warehouse はこのパラメーターの一意の値をカンマ区切りで列挙します。例えば、トランザクション内のすべてのファイル名。
CSV 形式で取得したデータは、任意の BI ツールでさらに分析できます。