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必要に応じて、自動処理された文書は手動で検証できます。このため、ABBYY FlexiCapture には、リッチ クライアントとシン クライアントの両方の検証クライアントが用意されています。

検証作業を減らす

検証は時間もコストもかかる処理です。ABBYY FlexiCapture には、オペレーターの介入なしに文書を検証する自動バリデーションルールがあるため、手動検証を省略できます。 検証作業を減らすもう 1 つの方法は、どの文書フィールドを 100% の精度で抽出する必要があるのかを顧客と明確にすり合わせることです。多くの場合、すべてのフィールドが対象ではありません。検証は、それらのフィールドに問題がある文書だけに集中できます。

検証オペレーターの人数を算出する

検証オペレーターの人数を算出するには、次の項目を把握する必要があります。
  • 処理対象の文書数
  • そのうち検証が必要な文書数
  • Service Level Agreement に基づく文書の処理期限
  • 1 文書の検証に必要な平均時間

検証によるシステム負荷

検証担当者もシステムに負荷をかけます。Verification Station は、Processing Station とほぼ同様に Application Server とやり取りします。タスクをリクエストし、Application Server から画像とドキュメントデータをダウンロードして、変更したデータを返送します。 この負荷が Processing Station の負荷と異なる点は、次の 2 つです。
  • 手動検証は自動処理よりもはるかに時間がかかるため、Verification Station の処理速度は大幅に遅くなります。
  • 検証オペレーターは、常に元の品質の文書画像を必要とするわけではありません。FlexiCapture の設定では、オペレーターが Application Server からダウンロードする画像の圧縮率を変更できます。デフォルトは 60% です。

オペレーター数を処理コア数に換算する

フル稼働する検証オペレーター1人が発生させる負荷は、Processing Station の処理コア1つの負荷の最大1/5と仮定します。 この比率を使用して、検証オペレーターを使用しない無人処理モードでのテスト実行結果を評価します。100個の処理コアを持つシステムが安定しているとします。その場合、これらのコアのうち N 個を、同時に稼働する N × 5 人の検証オペレーターに安全に置き換えることができます。

計算例

顧客は、8 稼働時間で 100,000 件の文書を処理する必要があります。本稼働前に、典型的な文書からテストバッチを作成し、無人処理モードでシステムをテストします。
  • 文書の 30% は手動検証が必要で、各文書に最大 2 分かかるため、最大 125 人の検証担当者が必要です。
  • 各文書は平均で約 3 ページあるため、システムは約 300,000 ページを処理します。
  • テストの結果、システムは 100 処理コアで安定して動作し、8 時間で 300,000 ページを処理するには 60 処理コアで十分であることが分かりました。
  • 125 人の検証担当者は最大 25 処理コアに相当するため、システムは 60 処理コアと並行して作業する 125 人の検証担当者に対応できます。