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Advanced Designer は、Advanced Designer と互換性のある XML 形式のラベリングとドキュメント画像を含むフォルダーから、ラベル付きドキュメントをインポートできます。FlexiCapture からラベル付きドキュメントをエクスポートすることで、そのようなフォルダーを準備できます。 インポートしたラベリングは既存のラベリングと統合されます。インポートした field は、同じ型と名前を持つ既存の field にマッピングされます。対応するものが見つからない field は、Skill に新しい field として追加されます。

テーブルブロックの変換

Vantage では、テーブルの field には Text の field のみを含めることができ、入れ子構造はサポートされません。したがって、FlexiCapture のテーブルブロックは次のように変換されます。
入れ子のテーブルあり非 Text の field ありAdvanced Designer での結果の Field
いいえいいえTable
いいえはい複数アイテムを持つ Group
はいいいえ複数アイテムを持つ Group(最も深い入れ子レベルに、複数アイテムを持つ入れ子の Group と Table を含む)
はいはい複数アイテムを持つ Group(入れ子の Group を含む)

インポート用フォルダーの準備

インポート用フォルダーを準備するには、FCAdminTools.exe を次のオプションで実行して、FlexiCapture からラベル付きドキュメントをエクスポートしてください。
FCAdminTools.exe ExportLabeling [/LabelingSource=<LayoutTraining/ClassifierTraining/WorkBatches>] [/BatchName=<指定されたバッチグループ内のバッチの名前>] [/DocumentDefinition=<ドキュメント定義の名前>] [/Project=<プロジェクトへのパス>] [/TargetFolder=<ターゲットフォルダーへのパス>]
オプション説明
/LabelingSource=<LayoutTraining/ClassifierTraining/WorkBatches>エクスポート対象として選択するバッチのグループ。既定値: LayoutTraining。注: Advanced Designer は現在、ClassifierTraining バッチのインポートをサポートしていません。
/BatchName=<name of a batch in the specified group of batches>エクスポート対象として選択するバッチ名。このバッチは LabelingSource オプションで指定したグループに属している必要があります。未指定の場合、エクスポート フォルダーには、指定のドキュメント定義を参照する当該グループ内のすべてのバッチが含まれます。LabelingSource = ClassifierTraining の場合、このオプションは未指定でも構いません。
/DocumentDefinition=<name of the document definition>エクスポート対象のドキュメント定義名。プロジェクトに複数のドキュメント定義が含まれる場合は、ドキュメント定義を指定する必要があります。LabelingSource = ClassifierTraining の場合、このオプションは未指定でも構いません。注: セクションが1つのみのドキュメント定義しかエクスポートできません。複数セクションのドキュメント定義のエクスポートはサポートされていません。
/Project=<path to the project>FCPROJ ファイルへのパス。
/TargetFolder=<path to the target folder>エクスポート結果を保存するフォルダーへのパス。フォルダーはエクスポート時に自動作成されます。
エクスポート フォルダーには次のファイルが含まれます:
  • DocumentDefinition.json
  • SkillSettings.jsonLayoutTraining および WorkBatches のバッチ グループをエクスポートする場合)
  • TIFF 形式のドキュメント情報および抽出データ形式のラベリングである Labeling.json を含むフォルダー <Document name>
注: ExportLabeling コマンドは、FlexiCapture 12 Release 4 Update 2 の Patch 3 以降の FCAdminTools でサポートされています。プロジェクトが旧バージョンで作成された場合は、先に FlexiCapture をアップグレードしてからラベリングをエクスポートしてください。