メインコンテンツへスキップ概要 セクションには、利用可能な Skill の次の統計が表示されます:
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Queue / Throughput 列には、処理待ちのトランザクション数と、直近1時間に Skill によって処理されたトランザクション数が表示されます。トランザクションは、Vantage でドキュメントおよびドキュメントグループを処理するための単位です。
トランザクションの作成につながるアクションの一覧:
- Documents ページでドキュメントをアップロードする
- モバイルデバイスからドキュメントをアップロードする
- Try Skill を使用してドキュメントをアップロードする
- Vantage API を介してトランザクションを作成する
- コネクタを使用してサードパーティシステムからドキュメントをアップロードする
- Process skill の Input アクティビティブロックで設定した追加ソース(メールフォルダーまたは共有フォルダー)からドキュメントをアップロードする
- Skill Designer でドキュメントをアップロードする
Queue / Throughput 列に表示される情報は、システムの現在のスループットを示し、注意を要するパフォーマンス上の問題の特定に役立ちます。たとえば、Queue の値が 300 で Throughput が 0 の場合は、処理ステップのいずれかでトランザクションが滞留していることを意味します。これはシステム管理者が対処する必要があります。
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Estimated Manual Review Time 列には、オペレーターがドキュメントを手動確認するのに必要な推定時間が表示されます(Manual Review ステージが有効な Skill の場合)。
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Quality STP Rate 列には、自動で処理されたドキュメント、すなわち手動確認に送られなかったドキュメントの割合が表示されます(Manual Review ステージが有効な Process skills の場合)。
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Accuracy 列には、Document skills および Classification skills の学習精度が表示されます。
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Processed Transactions 列には、Skill によって処理が完了したトランザクションの総数が表示されます。
Find name ボタンを使用して Skill を検索できます。また、ページ上部のフィルターで、タイプ別に Skill を並べ替えることもできます。
システム管理者は、上記の統計を使用してシステムの運用を最適化できます。たとえば、プロセスオーナーは Throughput 列のデータを確認し、処理済みトランザクション数が KPI を満たしているかを確認できます。処理監督者は Queue 列のデータを Throughput 列のデータと比較し、特定のステージでトランザクションが滞留していないかを確認できます。手動確認の監督者は Estimated Manual Review Time 列の情報を確認し、特定の Skill により多くのオペレーターを割り当てるべきかを判断できます。
クイックアクセスフォルダーからのドキュメントのインポートは、Process skills に対して有効または無効にできます。詳細については、Input Activity を参照してください。これはシステム管理者のみが実行できます。
特定の Skill のドキュメント処理統計を表示するには、テーブル内の名前をクリックするか、画面上部のブックマークから Transactions セクションに移動します。詳細については、Transactions Section を参照してください。