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読み取り専用の Skill から派生した Skill の編集

Vantage の組み込み Skill およびサードパーティの開発者が作成・公開した読み取り専用の Skill は、直接編集できません。ただし、組み込みまたは読み取り専用の Skill から新しい Skill を派生させ、その派生 Skill を編集することは可能です。派生 Skill は、ベースとなる Skill のすべてのルールと field を継承します。さらに、派生 Skill は、加えた変更を保持したまま、ベース Skill の最新バージョンへシームレスに更新できます。

カスタム Skill の編集

カスタム Skill の抽出品質に満足できない場合は、追加のアクティビティを作成して設定します。たとえば、一部の field の抽出を微調整するために Extraction Rules アクティビティを追加したり、Skill で抽出された住所の全文を構成要素に分解するために Address Parsing アクティビティを追加したりできます。 Advanced Designer のユースケース

カスタム Skill を編集する手順

  1. スタートページの Skill Catalog から選択し、ABBYY Vantage の Advanced Designer で Skill を開きます。
  2. 該当 Skill のドキュメントセットは Documents タブで確認できます。必要に応じて、セットに画像を追加できます。Skill の field 構造とラベルは Fields タブに表示されます。
  3. Fast Learning アクティビティを含むドキュメント処理フローが Activities タブに表示されます。このアクティビティは Vantage の機械学習を使用して field を抽出します。フローに Extraction Rules アクティビティを追加します。これにより、カスタムのオブジェクト検索条件を設定できます。 Skill の一部の field だけ抽出結果を改善したい場合は、それらの field のみに対するアクティビティを設定できます。これには、Extraction Rules アクティビティの Properties ペイン内 Activities タブで、対象となるすべての field を field リストに指定します。
  4. Activity Editor をクリックして Extraction Rules アクティビティ エディターに移動します。サンプルドキュメントを使用し、すべての要素が正しく検出されるように抽出ルールを設定します。
  5. Activity Editor を閉じます。Test Skill Using Selected Documents をクリックして Skill をテストし、結果を分析します。
  6. テスト結果が十分であれば、Skill を公開します。