メインコンテンツへスキップスキャンが完了し、画像がドキュメントとバッチに分割されたら、バッチを ABBYY Vantage に送信して、各種の Skill でさらなる処理を行えます。
エクスポートオプションを設定するには、Send to ABBYY Vantage ダイアログボックスで File > Sending Options… を選択し、次の手順でエクスポートのパラメータを設定します。
- Server に ABBYY Vantage サーバーのアドレスを入力するか、ドロップダウンリストから選択します。
- Skill セクションで、エクスポートしたドキュメントの処理に使用する Skill を選択します。
Note: 現時点では、ABBYY Vantage にエクスポートされた画像は Process skill のみで処理できます。
エクスポートオプションは、各バッチタイプごとに個別に選択することもできます。
直前に選択したシナリオでエクスポートを開始するには、メインウィンドウのツールバーで Send to Vantage をクリックします。
シナリオを手動で選択するには、ツールバーの Send to Vantage ボタン横の矢印をクリックし、エクスポートオプションを選択して OK をクリックするとエクスポートが開始されます。あるいは File > Send Batch を選択することもできます。
Note: エクスポートされた各バッチは、含まれるドキュメント数に関係なく、ABBYY Vantage では 1 件のトランザクションとして処理されます。エクスポートしたドキュメントを別々のトランザクションで処理したい場合は、そのドキュメントの全ページを別バッチに分けてください。バッチをエクスポートすると、ページの順序は保持されます。
エクスポートが完了したら、ABBYY Vantage でドキュメントの処理結果を確認し、必要に応じて抽出値を手動で修正できます。詳細は Manual Review を参照してください。
完了したバッチは、Batches ペインを散らかさないよう、エクスポートに成功後に自動削除できます。この機能を有効にするには、Options ダイアログボックス(Tools > Options…)の General タブで Delete batch automatically after sending を選択します。
また、Options ダイアログボックスの Sending Tasks タブでバックグラウンドエクスポートのオプションを設定することもできます。
バッチのエクスポートを取り消すには、バッチを右クリックし、ショートカットメニューから Cancel Export を選択します。