文書は通常、複数の異なるプロジェクトや環境で処理されます。一方で、通常は画像が蓄積され、モデルの学習が行われるプロジェクトまたは環境が 1 つあります。
学習結果を別のプロジェクトまたは環境で使用するには、SyncTrainingBatches コマンドを使用して、トレーニング済みモデルをそのプロジェクトまたは環境に転送する必要があります。転送されるのは、転送先のプロジェクトまたは環境にすでに存在するモデルよりも品質が高いモデルのみです。SyncTrainingBatches コマンドは、学習に使用された文書画像を転送する場合にも使用できます。
コピー元プロジェクト内のある Document Definition のバージョンが、コピー先プロジェクト内の同じ Document Definition のバージョンと一致しない場合、コピー元プロジェクト内でその Document Definition に対応する文書はコピー先プロジェクトにコピーされません。これは、コピー元プロジェクトでは Document Definition が更新されたのにコピー先プロジェクトでは更新されていない場合や、古い Document Definition がコピー先プロジェクトでは削除されたものの、コピー元プロジェクトでは削除されていない場合に発生することがあります。SyncTrainingBatches コマンドを正しく動作させるには、コピー元プロジェクトとコピー先プロジェクトの Document Definitions のバージョンが同一である必要があります。
| パラメーター | 型 | 説明 |
|---|
/Source | 必須 | 学習用バッチのコピー元となるプロジェクト。 |
/Target | 必須 | 学習用バッチのコピー先となるプロジェクト。 |
/SourceTenant | 任意 | コピー元プロジェクトを含むテナント。 |
/TargetTenant | 任意 | プロジェクトを更新するテナント。 |
/SourceU | 任意 | ユーザー名。ユーザー名が指定されていない場合は、Windows 認証が使用されます。 |
/SourceP | 任意 | パスワード。 |
/SourceCert | 任意 | コピー元プロジェクトのサーバーで Mutual SSL 認証に使用される証明書のサムプリント。このキーは、Mutual SSL がインストールされたサーバーに対して、エンコードされた証明書ハッシュを文字列として渡すために使用されます。 |
/TargetU | 任意 | ユーザー名。ユーザー名が指定されていない場合は、Windows 認証が使用されます。 |
/TargetP | 任意 | パスワード。 |
/TargetCert | 任意 | コピー先プロジェクトのサーバーで Mutual SSL 認証に使用される証明書のサムプリント。このキーは、Mutual SSL がインストールされたサーバーに対して、エンコードされた証明書ハッシュを文字列として渡すために使用されます。 |
/CopyTrainingBatches | 任意 | 学習用バッチをコピーします。指定できる値は All、LayoutOnly、ClassifierOnly、None です。既定では、このパラメーターは All に設定されています。 |
/BatchIDs | 任意 | 同期するバッチ ID。バッチ ID が指定されていない場合は、すべての学習用バッチが同期されます。一部のバッチ ID が指定されている場合は、異なるコレクションに同一のバッチ ID が含まれることがあるため、バッチ ID の重複を避けるために /CopyTrainingBatches パラメーターを LayoutOnly または ClassifierOnly のいずれかに設定する必要があります。重要: /BatchIDs パラメーターと /DeleteBatchesMissedInSource フラグは相互排他的です。両方を指定すると、エラーメッセージが表示されます。 |
/CopyTrainingSamples | フラグ | 学習用バッチの内容をコピーします。既定では、バッチが同一である場合 (つまり、同じ GUID を持つ場合) 、学習用バッチの内容はコピーされません。これは /ForceSync フラグを使用して変更できます (詳細は以下を参照) 。バッチの内容は、そのバッチ自体がコピーされる場合にのみコピーされます。 |
/ForceSync | フラグ | 学習品質チェックを無効にし、新しいモデルの品質が既存のモデルより低い場合でも学習用バッチをコピーします。 |
/DeleteBatchesMissedInSource | フラグ | コピー先バッチ (つまり /Target パラメーターで指定されたバッチ) から、コピー元バッチ (つまり /Source パラメーターで指定されたバッチ) に存在しないバッチを削除します。バッチが削除されると、対応するエントリがログに追加されます。重要: /BatchIDs パラメーターと /DeleteBatchesMissedInSource フラグは相互排他的です。両方を指定すると、エラーメッセージが表示されます。 |
SyncTrainingBatches /Source="https://FCSRV/1/SingleEntryPoint" /Target=D:\Projects\SingleEntryPoint /SourceU=user /SourceP=password /ForceSync /CopyTrainingBatches=LayoutOnly /BatchIDs=1,2,3,4