メインコンテンツへスキップSkill を公開する前に、field 抽出の品質を確認し、Skill が正しく設定されていることを確かめる必要があります。Skill をテストするには、Test Skill をクリックします。テスト時には、リファレンスのラベリングと抽出結果が比較されます。
Results タブでは、対象の Skill におけるドキュメント抽出結果の統計を表示できます。これらの統計を分析することで、抽出データの品質をどのように向上できるかを把握できます。
Skill によって抽出されたすべての field は、Fields 列に表示されます。field グループに属する field は、該当する field グループ名の折りたたみ式ドロップダウンリストにまとめられます。
以下の field 抽出の統計が利用できます。
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Accuracy 列には、正しく抽出された値を持つ field の割合(ALL FIELDS 行)と、個々の field ごとの正しく抽出された値の割合が表示されます。
- 個々の field の Accuracy 値は
**Accuracy** = **Correct** / (**Correct** + **Recognition Issues** + **Located Incorrectly** + **Not Detected**) として計算されます。
- ALL FIELDS の Accuracy 値は同じ式で計算されますが、分母の数値はすべての field を合算した集計値です。
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Correct 列には、抽出された値が参照値と一致した field インスタンスの数が表示されます。
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Recognition Issues 列には、ドキュメントで検出されたものの正しく認識されなかった field インスタンスの数が表示されます。
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Located Incorrectly 列には、ラベリングで指定された位置とは異なる場所で領域が検出されたことにより、予測値と一致しなかった field インスタンスの数が表示されます。
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Not Detected 列には、未検出の field インスタンスの数が表示されます。
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Frequency in Documents 列には、対象の field を含む documents の割合が表示されます。
Note: 既定では、これらの統計はすべての field に対して表示されます。リストで個々の field を非表示にし、必要な field の統計のみを表示できます。そのためには、Fields 列の上部にあるフィルター icon をクリックし、目的の field を選択します。
列2~5の値をクリックすると、参照ラベリングと予測ラベリングの比較モードに切り替えられます。比較モードでは、ドキュメント画像上で参照ラベリングと予測ラベリングの違いを分析できます。これにより、参照ラベリングの誤りや、アクティビティの再設定が必要となる問題のあるfieldを特定するのに役立ちます。
Field 抽出の統計は、Activity Editor の Results タブでも、各アクティビティごとに利用できます。アクティビティの統計には、そのアクティビティによって抽出された field のデータのみが含まれます。アクティビティ固有の統計を分析することで、Skill の field 抽出品質を高めるために、アクティビティ設定が適切かどうかを評価できます。
注: ラベリングが未確定の Documents はテスト結果から除外されます。参照ラベリングが予測ラベリングに基づいて自動生成された場合、document のコンテキストメニューで該当オプションを使用して予測ラベリングを参照にコピーしない限り、その documents は未確定のラベリングと見なされます。各 document のラベリング状況は Documents タブで確認できます。document のラベリングを確定するには、Fields タブでレビューしてください。