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ABBYY Vantage では、Document skill にビジネス ロジックを含むスクリプト ルールを追加できます。これらのルールでは、field の値を比較したり、field が入力された際の条件を検証したり、複数の field の値を変更したりできます。

Advanced Script Rule の設定

Advanced Script Rule を設定する際は、まずスクリプトで参照されるすべての field を指定する必要があります。

Field の設定

Fields 列では、スクリプトが読み取りアクセスを必要とするすべての field を指定します。Changed by the rule 列では、スクリプトによって編集されるすべての field を指定します。 スクリプトが、読み取りに指定されていない field を参照したり、編集に指定されていない field を変更しようとした場合、ルールはアクセスエラーを返します:
  • アクセス不可の field からデータを読み取ろうとしました
  • 読み取り専用の field にデータを書き込もうとしました

テーブル列の設定

メソッドのParameterで異なるテーブル列が指定されている場合、ルールを初めて設定するときは、処理対象のfields一覧からテーブル全体ではなく、それらの特定の列を選択する必要があります。これらの列はすべて同一のテーブルに属している必要があります。 たとえば、New table の Column 1 と Column 2 にルールを適用する場合は、次のfieldを選択します。 Rule Settings Configuration

スクリプトの実装

次に、スクリプトエディターに切り替えて、ルールを実装する JavaScript コードを入力します。上部のクイック編集ボタンでコードスニペットを挿入できます。

スクリプトの機能

スクリプトはドキュメントのfieldにアクセスし、それらの値を計算および比較できます。ルール条件が満たされない場合、スクリプトはグローバルオブジェクトであるContextCheckSucceededプロパティをfalseに設定する必要があります。

追加リソース

スクリプトで使用できるオブジェクトの詳細な説明を参照してください。サンプルスクリプトの一覧についてはこの記事を参照してください。