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書類を処理する際、書類から抽出したデータをデータ カタログのレコードと照合する必要が生じる場合があります。この処理は、次の用途に使用できるデータ カタログ照合ルールで自動化できます。
  • 請求書や注文書をベンダーおよび荷受人(受取人)のデータベースと照合する
  • データ カタログの該当レコードを使用して、書類のfieldの不足値を補完する。例:
    • 注文番号と合計金額
    • 会社情報
    • 商品およびサービスの名称と説明
Document skill向けのデータ カタログの詳細は、Using data catalogsを参照してください。 データ カタログ照合ルールを設定するには、次の手順に従います。
  1. fieldプロパティでNew Ruleをクリックします。
  2. 開いたダイアログ ボックスで、ルール タイプとしてData Catalog Lookupを選択します。
  3. Data Catalog for Lookupドロップダウン リストから、書類のfield値の照合に使用するデータ カタログを選択します。 注: 複数のデータ カタログのレコードと同時に書類のfield値を比較するには、各カタログごとに個別のルールを作成する必要があります。
  4. データ カタログを選択すると、次の表が表示されます。 Data Catalog Lookup Configuration Catalog Column列には、選択したデータ カタログの列名が表示されます。
  5. Skill Field列で、ドロップダウン リストを使用して、カタログのfieldに対応する抽出済みの書類のfieldを指定します。特定のfieldを照合する必要がない場合、または書類にそのfieldが存在しない場合は、表の該当fieldを空白のままにします。
    注: 1つのルールに含められるfieldは、1つの繰り返しグループ内のものに限られます。書類内の複数の繰り返しグループから値を検索する必要がある場合は、各グループごとに個別のルールを作成してください。
  6. Action列で、fieldのペアに対して実行するアクションを指定します。
    • 一意の値(税務識別番号や商品識別子など)を照合するには、Exact Comparisonを選択します。
    • わずかな差異があり得る値(通りの名称や組織の住所など)を照合するには、Fuzzy Comparisonを選択します。
    • カタログのレコードから対応する書類のfieldへ値をコピーするには、Get Value from Data Catalogを選択します。これは、ルール設定時に少なくとも1つのfieldペアでExact ComparisonまたはFuzzy Comparisonが指定されている場合にのみ実行できます。
  7. 必要に応じて、Rule Nameテキスト フィールドでルール名を編集し、Saveをクリックします。
ルールが作成されると、Data Catalogsセクションのカタログ一覧にSkillへのリンクが表示されます。 新しく作成したルールは、設定時に指定したすべての書類のfieldに対して実行されます。既存のデータ カタログ照合ルールは、field抽出時にのみ実行されます。書類のfield値を手動で編集した場合、新しい値に対して自動のカタログ照合は実行されません。fieldsに対してデータ カタログ照合ルールを再度実行するには、Skillのドキュメント セットに新しいファイルをアップロードするか、書類を手動確認に送信します。 データ カタログ照合ルールが正しく機能するのは、厳密照合とあいまい照合のいずれでも一致するカタログ レコードが高々1件の場合のみです。そうでない場合、次のいずれかのエラーが発生する可能性があります。
  • No records foundは、指定した照合タイプでは書類のfieldに対してカタログ内に一致が見つからなかったことを意味します。
  • Too many records foundは、指定した照合タイプでは書類のfieldに対してカタログ内に複数の一致が見つかったことを意味します。
これらのエラーを回避するには、ルール設定時に、値が一意であるか、複数のカタログ レコードに一致し得ない少なくとも1つのfieldを指定してください。

データ カタログでのfield値の手動検索

必要に応じて、データ カタログでfield値を手動で検索できます。これを行うには、ルールが設定されているfield値を含むボックスの右側にあるSearchボタンをクリックし、表示されるテキストバーで探している値(全文または一部。ただし3文字以上)を入力します。検索は、すべてのデータ カタログのfieldsを対象に実行されます。検索結果の一覧から該当する値を左クリックで選択します。これにより、ルール設定時にそのデータ カタログ列とペアリングされたすべてのドキュメントのfieldに、このデータ カタログの値がコピーされます。
Note: カタログのレコードを使用してドキュメントの値を入力した後は、手動で編集できません。エラーが発生した場合は、手動で照合(ルックアップ)を行い、適切なレコードを選択してください。Documentのfield値はカタログで選択した値に置き換えられ、ルールは再度実行されます。
必要な値がデータ カタログで見つからない場合は、Clear Document Fieldsをクリックするか、Ctrl+Delを押します。これにより、対応するデータ カタログ レコードの値を使用せずに、ルール設定時に指定されたfieldsがドキュメント内の値で入力されます。

参照