- field の値を正規化する場合。例: ドキュメントに記載された通貨額からアルファコード(3 文字の通貨コード)を分離する。
- 複数の field 値の中から 1 つを選択する場合。例: 単一の field の値が複数のアクティビティで抽出された場合に、どの値を結果の field に記録するかを指定する。
- ドキュメントで見つからなかった field の値を計算する場合。例: 課税対象額の field がすべて抽出されているときに、既知の税率を用いて支払うべき税額を計算する。
- Activities タブでドキュメント処理フローに Script アクティビティを追加します。規則に含まれる可能性のある他の field 抽出アクティビティの後にこのアクティビティを追加してください。
- Activity Properties ペインで Script Editor をクリックします。
- 表示されたダイアログで、JavaScript を使用して必要な処理を実行するスクリプトを作成し、スクリプト形式で規則を設定します。画面上部のクイック編集ボタンで、プリセットのコードスニペットをスクリプトに追加できます。以下に利用可能なサンプルのスクリプト規則を示します。
サンプルのスクリプトルール
- このスクリプトルールは、合計金額 Field の値に3文字の通貨コードを追加するように設計されています。まず、Country field の値を確認します。該当の field の値が “USA” または “United States” のいずれかであれば、合計金額 Field の数値に “USD” コードを追加します。Country field の値が “United Kingdom” または “Great Britain” のいずれかであれば、合計金額 Field の数値に “GBP” コードを追加します。
- このスクリプトルールは、選択した組織名を指定されたfieldに追加するように設計されています。繰り返しfieldであるPreamble Orgには、文書の前文に記載されたすべての組織名が含まれており、Named Entities (NER) アクティビティによって抽出されます。スクリプトルールは、Preamble Org fieldに2件を超える組織名が含まれている場合、最初に抽出された値をParty 1 fieldに、最後の値をParty 2 fieldに設定するように構成されています。
- スクリプトの準備ができたら、Save をクリックします。すると、スクリプトで使用されているすべての field を含む一覧が Activity Properties ペインに表示されます。一覧に必要な field がすべて含まれていることを確認します。
- Test Activity をクリックして Skill をテストし、抽出結果を分析します。ルールが意図どおりに動作しない場合は、スクリプトが正しく記述されているか確認してください。あわせて、スクリプトのルールで使用されているすべての field の抽出品質も確認してください。
