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カスタム スクリプトを使うと、ABBYY Vantage Scanning Station の操作シナリオを自由に作成できます。代表的なシナリオは次のとおりです。
  • 両面スキャン後に、スキャンしたページを正しい順序に並べ替える。
  • スキャン後に、大判ページを自動的に分割する。
  • 新規作成されたバッチおよびドキュメントの登録パラメーターを自動入力する。
スクリプトは、特定のイベントに応じて自動的に実行することも、ユーザーの明示的なコマンドで手動実行することもできます。

サポートされているスクリプト言語

サポート対象のスクリプト言語は次のとおりです: JScript®VBScriptC#.NetVisualBasic.Net、または JScript.Net

使用時の注意点

VBScript では、現在のオブジェクトのメソッドや field を参照する際には、必ずキーワード「Me」を使用します(JScript の「this」、Visual Basic .NET の「Me」に相当)。

コレクションの操作

すべてのコレクションは次のプロパティとメソッドをサポートします。
NameTypeAccessDescription
Countint読み取り専用コレクション内の項目数。
Item( index : int )ItemInterface読み取り専用指定したインデックスの項目を取得します。

列挙は「0」から始まります。
Item メソッドの代わりに、丸括弧を使ってコレクションの項目を参照することもできます。 例:
Items( 1 ).Text = "Hello"
C#.NET を使用する場合、インデックスは角括弧で指定します。
Items[1].Text = "Hello"
すべてのコレクションは、「for each」などの構文で使用できます。