メインコンテンツへスキップ
Scanning Station では、画像の品質を向上させたり、編集に備えて画像を処理できます。これは、新しい画像の読み込み時に自動で、またはすべてのデータをインポートした後に手動で実行できます。 一般的なスキャンオプションが適用される画像や、特定の種類のバッチに対して、処理パラメーターを指定できます。自動画像処理は画像の読み込みを大幅に遅くする可能性がある点に注意してください。 利用可能な画像処理オプションは次のとおりです。
  • ノイズ除去。中〜低品質のドキュメントをスキャンした際に発生する微小な斑点を除去します。
  • フルカラーおよびグレースケール画像を白黒に変換。画像を白黒に変換します。
  • 画像の回転。画像を90°(時計回り/反時計回り)または180°回転します。
  • 傾き補正。自動的に画像の傾きを補正します。プログラムは、セパレーター、黒い四角、またはその両方に基づいて傾きを補正できます。
  • イメージ強調プロファイルを使用。事前設定済みの処理プロファイルのいずれかを入力画像に適用します。

元の画像を復元する

自動または手動の画像処理の結果に満足できない場合、ドキュメントを再スキャンせずに元の画像に戻せます。元の画像を復元するには、ページを右クリックし、ショートカットメニューでBack to Source Imageをクリックします。このオプションは、元の画像に何らかの変更を加えた場合にのみ利用できます。

スクリプトによる画像の処理

スクリプトを使って画像を処理できます。 例:
IWorkspaceItem page = Workspace.Selection[0];
page.FlipHorizontal();
処理済み画像ではなく元の画像を保存するには、スクリプトを使用します。これを行うには、IImageSavingOptions インターフェースで ColorType と Format の各プロパティの値を指定し、UseRawImage = true を設定します。次に、次のメソッドで画像を保存します。
IWorkspaceItem.SaveAs(fileName: string, [optional] options: IImageSavingOptions).