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画像を取り込むには、スキャナーの入力元を選択してスキャンを開始します。スキャン中は画像の品質を確認し、必要に応じて不良画像のスキャンを中断できます。

スキャナー ソース

スキャンを開始する前に、ハードウェア スキャナーまたは仮想スキャナーなどのスキャナー ソースを選択する必要があります。
  1. Tools > Options… を選択し、Options ダイアログ ボックスで Scanning タブをクリックします。
  2. 使用するスキャナー ソースを選択し、必要な設定を行います。
重要 スキャナーはコンピューターに接続されている必要があります。接続方法についてはスキャナーのマニュアルを参照してください。スキャナーが接続されていない場合は、フォルダーから画像をインポートする仮想スキャナーのみ使用できます。
特定の種類のバッチをスキャンする場合、スキャナー ソースを含むすべてのスキャン設定は、Batch Type Wizard で作成時にバッチ タイプのプロパティで指定するか、作成後に Batch Type Properties ダイアログ ボックスの Scanning タブで指定します。

スキャン処理の開始

スキャナーのソースを選択したら、次のいずれかの操作でスキャンを開始できます。 スキャナーのソースを選択して、すぐにそのソースでスキャンを開始したい場合:
  1. ツールバーの Scan Pages ボタンの右側にある矢印をクリックし、Select and Scan… を選択するか、
    • File > Select and Scan… を選択する、または
    • Ctrl+Shift+S を押す。
  2. Select and Scan ダイアログボックスで、利用可能なスキャナーソースを選択し、必要な設定を行って Scan をクリックします。
別の方法として、フォルダーから画像を読み込むこともできます。Batches ウィンドウまたは Image ウィンドウで、画像を読み込むバッチまたはドキュメントを選択し、次の操作を行います。
  1. バッチまたはドキュメントを右クリックし、ショートカットメニューから Load Images… を選択して、読み込む画像を選択します。
  2. Ctrl+O を押すか、ショートカットメニューから File > Load Images… を選択して、読み込む画像を選択します。

スキャン処理の停止

メインウィンドウのツールバーで Stop Scanning ボタンをクリックするか、File メニューから Stop を選択すると、いつでもスキャン処理を停止できます。

スキャンしたページをバッチに挿入する

スキャンを開始する前に、スキャンした画像を挿入する位置となるページを指定できます。Batches ウィンドウで対象のページを選択し、File > Insert Pages を選択します。

スキャンのヒント

スキャン設定は、内蔵のスキャンダイアログボックスまたはスキャナードライバのダイアログボックスで行えます。各ダイアログボックスの詳細は、Select and Scan ダイアログボックスを参照してください。 原稿をスキャナーにセットする際は、ガラス面に対して下向きに置き、まっすぐに合わせてください。傾いた画像は正しく変換されない場合があります。 変換品質は、元の文書の品質とスキャンのパラメータに左右されます。画像品質が低いと、変換結果に悪影響を及ぼすことがあります。文書に適したスキャンのパラメータを必ず選択してください。 一部のスキャンオプションの詳細は、以下のセクションを参照してください。

明るさの調整

明るさ設定が不適切な場合、スキャン中にプログラムが警告メッセージを表示します。白黒モードでスキャンする場合は、明るさ設定の調整が必要になることがあります。 結果画像に「文字がちぎれている」または「文字がくっついている」箇所が多い場合は、以下の表を参考に対処してください。
画像がこのように見える場合推奨事項
この画像は Optical Character Recognition (OCR) に適しています。
文字が「ちぎれている」または非常に薄い- 明るさを下げて画像を暗くします。
- グレースケールでスキャンします。明るさは自動的に調整されます。
文字が歪んでいる、くっついている、または潰れている- 明るさを上げて画像を明るくします。
- グレースケールでスキャンします。明るさは自動的に調整されます。

最適な解像度の選択

認識品質は、文書をスキャンする際の解像度に左右されます。解像度が低いと、認識品質が低下する場合があります。 プリンターで出力された文書には、グレースケールモードと 300 dpi の解像度を使用することを推奨します。
重要 垂直方向と水平方向の解像度は同一である必要があります。
解像度を過度に高く(600 dpi 超)すると、認識に要する時間が長くなります。解像度を上げても、認識結果が大幅に向上するわけではありません。極端に低い解像度(150 dpi 未満)に設定すると、認識品質が低下します。 フォントサイズに応じた解像度選択の推奨:
  • 300 dpi:一般的なテキスト(10pt 以上のフォントで印字されたもの)
  • 400–600 dpi:小さいフォント(9pt 以下)で印字されたテキストやバーコードを含む画像向け