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関連付けられたメールドメインは、ユーザーが Vantage にアカウントを持っていないが、Vantage へのログインに利用する外部 ID プロバイダーにはアカウントを持っている場合に使用します。このドメインは、“abbyy.com” のように、ユーザーのメールアドレスの一部である必要があります。指定したドメインのメールアドレスを使用してログインすると、指定したメールアドレスのアカウントがテナントにまだ存在しない場合でも、そのテナントでの認証を求められます。アカウントがまだテナントに存在しない場合は、初回ログイン時に自動的に作成されます。
注記: 1 つのテナントに対して複数のドメインを指定できます。
Vantage UI を使用して関連付けられたドメインを構成するには、テナントの外部 ID プロバイダーの設定 を参照してください。

関連付けドメインを用いた認可フロー

テナントに関連付けドメインが設定されている場合、認可は次のように行われます。
  1. ユーザーはメールアドレスで Vantage にサインインします。同一のメールドメインを複数のテナントに指定できます。この場合、どのテナントにサインインするかの選択を求められます。
  2. 外部 ID プロバイダーを使用している場合、ユーザーはその外部 ID プロバイダーのサインインページにリダイレクトされます。
  3. サインインに成功すると、ユーザーは Vantage にリダイレクトされ、当該テナントでそのユーザー向けに作成されたアカウントにサインインします。