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要素、定数、変数の名前は、プログラム内の特定のセクションでのみ使用できます。これをその名前の「スコープ」と呼びます。変数のスコープは、そのライフタイムも決定します。 任意の Code Editor セクションで宣言された変数名は、そのセクション内でのみ、かつ宣言以降の位置からのみ参照できます。 ブロック内で宣言された名前は、そのブロックおよびその内側のブロック内でのみ、かつ宣言以降の位置からのみ参照できます。
{
 Int a; a = 5;
 }

要素仮説へのアクセス

要素仮説には、要素名を通じてアクセスできます。要素記述の両方のセクション(Search ConditionsHypotheses Evaluation)では、同一の仮説ツリーの分岐上で、現在の要素よりも上位にあるすべての要素の仮説にアクセスできます。さらに、ある要素について定式化された仮説は、その要素の Hypotheses Evaluation セクション内で参照できます。 Search Conditions セクションのコードは、仮説ツリーの他の分岐にある仮説とは無関係に、各仮説ごとに個別に実行されます。つまり、プログラムが要素記述の特定セクションのコードを実行する際、各上位要素についてアクセスできる仮説は、同一分岐上にあるその仮説のみです。 要素仮説およびそのプロパティへのアクセスは、読み取り専用です。

要素の命名

上位要素に対する仮説は、その要素の完全名で参照されます。例: SearchObjects.Group1.Group2.FirstItem。あるグループ内のサブ要素から別のサブ要素にアクセスする場合、グループ名を指定する必要はありません。たとえば、要素 SearchObjects.Group1.Group2.SecondItem の Advanced セクションでは、要素 SearchObjects.Group1.Group2.FirstItem を次のいずれかの方法で参照できます: SearchObjects.Group1.Group2.FirstItemGroup1.Group2.FirstItemGroup2.FirstItemFirstItem 短縮名は常に最も内側にネストされた要素を参照します。 次のような要素ツリーがあるとします。
SearchElements
 FirstItem
 Group1
 FirstItem
 SecondItem
SearchElements.Group1.SecondItem にいる状態で名前 FirstItem を使用すると、SearchElements.FirstItem 要素ではなく SearchElements.Group1.FirstItem 要素が呼び出されます。