メインコンテンツへスキップ
プログラムが画像上の静的テキストを探索する際、認識されたテキストオブジェクトは要素のプロパティで指定されたテキスト値と完全一致している必要はありません。 例えば、Static text 要素のプロパティを設定して、想定される静的テキスト「Supplier」に対する有効な仮説として「Supplier」や「Suppller」などのテキストをプログラムが認めるようにできます。 Allowed errors プロパティの値は要素のプロパティで設定します。このプロパティは、単語内で許容される誤りの最大割合(つまり、仮説テキストにおける誤りの比率)を指定します。誤りの比率がこのプロパティで指定した値を超える場合、検出されたオブジェクトは有効な仮説とは見なされません。誤りが多いほど、仮説の品質は低下します。 オブジェクトの文字数は事前には分からず、検索対象のテキストの長さもさまざまであるため、仮説は絶対値または相対値のいずれかのパラメータで評価されます。仮説の立案および評価において、プログラムは2つの条件のうちより厳しい方を適用します。例えば、検出オブジェクトが一方の条件は満たすがもう一方を満たさない場合、そのオブジェクトは有効な仮説とは見なされません。

静的 Text 仮説のプロパティ

定式化された静的 Text 仮説には、(一般的なプロパティに加えて)以下のタイプ固有のプロパティがあります。
プロパティ説明
キーワード仮説に含まれるキーワードを一覧表示します。各語ごとに個別のエラー数が表示されます。