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このオブジェクトは、Windows 版 FRE に実装されています。
このオブジェクトは、Engine オブジェクトの読み込みとアンロードを行うメソッドを提供する IEngineLoader インターフェイスを実装しています。このオブジェクトを使用すると、ABBYY FineReader Engine を別プロセスのアウトプロセス サーバーとして読み込むことができます。 この読み込み方法を使用すると、すべての ABBYY FineReader Engine が完全にスレッドセーフになります。各 FineReader Engine インスタンスは、ほかのインスタンスと同時に、それぞれ独立したプロセスで実行されます。これにより、プロセッサのプールを作成し、使用可能な CPU 性能を最大限に活用できます。そのため、OutprocLoader オブジェクトはサーバー アプリケーションに特に適しています。
  • この読み込み方法では、エンドユーザーのコンピューターにアプリケーションをインストールする際に、FREngine.dll を登録する必要があります。FREngine.dll を登録するには、次のコマンド ラインを使用します。
regsvr32 /s /n /i:"<path to the Inc folder>" "<path to FREngine.dll>"
  • アカウントのアクセス許可は、DCOM Config ユーティリティを使用して設定できます (コマンド ラインで DCOMCNFG と入力するか、[コントロール パネル] > [管理ツール] > [コンポーネント サービス] を選択します) 。コンソール ツリーで [コンポーネント サービス] > [コンピューター] > [マイ コンピューター] > [DCOM Config] フォルダーを見つけ、ABBYY FineReader Engine 12.5 Loader (Local Server) を右クリックして [プロパティ] をクリックします。ダイアログが開いたら、[セキュリティ] タブをクリックします。[Launch Permissions] で [Customize] をクリックし、続いて [Edit] をクリックして、そのアプリケーションを起動できるアカウントを指定します。
64 ビット オペレーティング システムでは、登録された DCOM アプリケーションは 32 ビット MMC コンソールで使用できます。このコンソールは、次のコマンド ラインを使用して実行できます。
"mmc comexp.msc /32"
  • サーバーアプリケーションのデバッグ時にも実行時にも、Network ライセンスを使用することをお勧めします。
詳細については、Engine Object を読み込むさまざまな方法を参照してください。 このオブジェクトは IHostProcessControl インターフェイスをサポートしています。つまり、FineReader Engine をホストしているプロセスを管理できます。

サンプル

IEngineLoader engineLoader = new FREngine.OutprocLoader();
IEngine engine = engineLoader.InitializeEngine(…);
try {

} finally {
 engineLoader.ExplicitlyUnload();
}
このオブジェクトは、EnginesPool のコードサンプルでも使用されています。これは FineReader Engine のプール実装を提供するもので、独自のマルチスレッド アプリケーションで使えるよう簡単に調整できます。

関連項目

IEngineLoader Engine Objectをロードするさまざまな方法 マルチスレッド対応のサーバーアプリケーションでABBYY FineReader Engineを使用する ABBYY FineReader Engineでの並列処理